こんにちは。バーテンダーのtakumiです。
当サイトの読者さんには理想の結婚に向けて婚活をしているという人も多いことと思います。
takumi
そんな婚活に勤しむ方のお話をうかがっているとなかなかうまくいかずに疲弊してしまっている人も少なくありません。
takumi
婚活は結婚をするためにする活動のことなので婚活の目的は結婚ということになるでしょう。
しかし、それは本当に正しいのでしょうか?
結婚はゴールでなくあくまで通過点にすぎません。
その先にまだ本当の意味での目的があるはず。
takumi
本記事ではうまくいかない婚活のなかで手段と目的が混同してがんじがらめになってしまった迷える子羊ともいえる皆さんと一緒に婚活の意味や目的を考え直していきます。
婚活は結婚のため、では結婚はなんためにする?

婚活は結婚をするためにします。
では皆さんはなんのために結婚したいと思うのでしょうか?
- 家族が欲しいから
- ひとりが寂しいから
- 経済的に安定するから
- 結婚している知人を見て羨ましくて
- 結婚するのに適したタイミングだから
- 周りに結婚しろとうるさく言われるから
- 義務感
筆者がお店やSNSで結婚したい理由、結婚した理由について未婚者・既婚者問わず尋ねたところ、主にこのような理由が結婚の理由として挙げられていました。
「周りに結婚しろとうるさく言われるから」「義務感」といった少し後ろ向きな理由もありはしますが、これらの理由にはすべて共通点があります。
それは結婚を通して今よりもいい生活をしたい、つまり幸福感を得たいというものです。
takumi
もっといえば結婚する人はそれぞれの自己実現のための手段として結婚という選択をしているのです。
女性のお客様
男性のお客様
「婚活をしよう!」と決意したころは、きっと結婚した後の幸せで落ち着いた生活に想いを馳せていたはず。
しかし当然生涯のパートナー探しを妥協できるわけもなく、まったく重い通りにならないまま時が過ぎると焦りがつのっていきます。
takumi
これは例えば、就職活動で第一志望、第二志望と落とされるうちに「どこでもいいからとにかく就職できればいい」となってしまうのに似ています。
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案外、挫折経験の少ないエリートな人の方が婚活の目的を見失いやすいのかもしれません。
筆者はこういう話を聞くたびに「仕事と違って結婚はいますぐにしなくても生きていけなくなることはないんだから!」と感じます。
たしかに出産などの将来設計を考えるとリミットは無限にあるわけではありません。
でも、いま一度なんのために婚活や結婚がしたいのかを考えなおすことは無駄ではないはずです。
婚活の意味とは?

結婚は幸せになるためにするものです。
そう考えれば結婚をするための活動である婚活も最終的な目標はあくまで幸せの実現のためにしているんですよね。
しかし婚活に追われて疲弊してしまった人はこの観点を置いてきてしまっている人が多い気がします。
takumi
女性のお客様
この状態になるとお相手のことをひとりの人間として見て向き合うことができなくなりますし、焦りばかりが強くなっていってしまいます。
結婚生活は相手があってのこと。
takumi
それなのに結婚することにやっきになって周りが見えなくなっている人が、果たして同じく結婚を通して幸福になりたい人に選ばれることがあるでしょうか?
仮に選ばれたとしても、結婚が目的になってしまっている人はすでに幸せを手に入れた気になってしまうかもしれません。
takumi
結婚した後も訪れるさまざまな試練を家族一丸となってくぐり抜けていく過程ではじめて幸せを実感できるのではないでしょうか?
あらためて、結婚や婚活はそれ自体が幸せになるものではなく、幸せを得るための手段にすぎないことを理解することが大切です。
女性のお客様
takumi
幸せのために不幸になっては意味がないという話

筆者は結婚歴がありません。
「結婚歴のないやつに結婚や婚活の意味や目的について語られたくない」
そんな風に考える方もいるかもしれません。
しかし、結婚において距離を置いてみることができるからこそ、婚活や結婚の目的や意味はそれそのものにはないと理解しています。
takumi
婚活においてはまさに「結婚したい」「結婚しなきゃ」という気持ちが呪縛のようになってどんどん自分を追い込んでしまうのです。
takumi
幸せになるために婚活して結婚しようとしているのに、その過程で不幸になってしまっていたら意味がありません。
何かを得るためには努力や、ときには犠牲もつきものです。
けれど婚活ほするなかで自分を追い詰めて、苦しんで、婚活や結婚に絶望して・・・。
そんな風につらい思いをすることが本当に幸せにつながるのでしょうか?
男性のお客様
「だったらどうすればいいんだ。どうしようもないじゃないか。」
takumi
ここで言いたいのは婚活を辞めろということではありません。
そうではなく、本来の目的である婚活や結婚の先にある幸せをもう一度見つめなおすこと。
そしてその幸せを手に入れるために婚活や結婚があるのだということを認識しなおしてみてはどうだろうということが言いたいのです。
takumi
結婚の先にある幸せを常に思い描かず、婚活や結婚を済ませることが目標になっている状態では結婚までたどり着くことすらできないのです。
もっといえば婚活の先にある将来のパートナーを見ようとせずとにかく結婚したいという考えでは、せっかく良い人と出会っても考えが見透かされてしまうリスクもあります。
takumi
婚活に行き詰って焦っている人はぜひご自分の結婚してからの理想の姿を具体的に想像してみてください。
その姿を実現するためにはどんな人と出会うべきなのか、理想の中で譲れる部分はどこなのかをもう一度考えてみましょう。
そしてあくまでその理想の姿を実現するために婚活に取り組んでみてはいかがでしょうか。
女性のお客様

なんのための婚活か自分に問い直そう
婚活や結婚はあなたが幸せにるための手段であり、同時にお相手の方が幸せになるための手段です。
ふたりの幸せの形が完璧に一致することはおそらくありません。
takumi
それでもお互いの幸せを実現するために協力し合う必要があるから、結婚というシステムは存在するし多くの方が結婚を選ぶのです。
相手に期待したり頼るだけではなく、自分からも相手に何かを与える覚悟がなければ婚活はうまくいかないと思います。
takumi
自分の幸せを見つめなおしたら、次は婚活中に出会ったお相手の方の幸せへの理解も深めていきましょう。
相手のことも考えられる余裕があれば、結果的にそれが実りのある出会いへ繋がるハズです。
結婚相談所やマッチングアプリなど、いまは昔と比べて色々な出会いの方法があって選択肢も広がりました。
takumi
あきらめず、かといって結婚そのものに固執しすぎず、ゆとりをもった婚活を目指すことをおすすめしたいですね。
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