こんにちは。バーテンダーのtakumiです。
「恋人と別れたことを心のどこかで後悔している」
ひとつの恋が終わり、モヤモヤした気持ちをひきずっているという人も多いことでしょう。
元恋人に対する後悔は男性も女性も関係なく、恋する人誰もが経験しうるものです。
takumi
けれどいつまで経っても後悔ばかりをひきずっているわけにはいきません。
どんな形であれ、いずれはその後悔を断ち切って前へ進まないといけないのが人生。
本記事では恋人と別れたことに後悔しているあなたに、少しだけでも前を向くきっかけを与えたい。
そんな想いから、別れて後悔している気持ちとの向き合い方について今より楽になるための見方・考え方を提案します。
目次
別れを後悔するのは当たり前だと認めよう

まずはじめに伝えておきたいのは、後悔のない別れなんてそうそうあるものではないということです。
心惹かれた人とお付き合いをして、どれくらいの時間を一緒に過ごして別れにたどり着いてしまったのかはわかりません。
けれど、付き合っている期間にひとつの間違いもなく完璧な恋人でいられる人なんていません。
ということは、別れが訪れた時必ずどこかに「あの時、ああしていればよかったかな?」という後悔が生まれるのは当然なのです。
付き合ったり結婚したりする時はただ「幸せになろう」という希望が満ち溢れているのに、別れる時は憎しみ、悲しみ、寂しさ、後悔が複雑に入り混じっているよね。
— takumi@魂を癒すバーテンダー (@counterserenade) November 8, 2020
「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸」なのだと思う。
付き合い始める時に別れを考慮することはほとんどありませんが、多くの恋は別れという形で終わりを迎えます。
そしてその終わりには恋人の数だけいろいろな理由があり、後悔の形もまたそれぞれです。
誰かに話を聞いてもらって共感してもらえれば少し楽になりますが、あなたの後悔を本気で理解できるのはあなた自身しかいません。
takumi
まずは後悔のある自分を認めてあげてください。
後悔しない恋をしていたのなら、それは本当に恋をしていたと言えるのでしょうか?
takumi
そして、そのうえで後悔していることについて改めて向き合ってみましょう。
別れと後悔、この2つにうまく向き合えた時、あなたはよりイイ男・イイ女になって次のステップへ進んでいけるのではないでしょうか?
別れを後悔する理由を理解する

別れに対する後悔と向き合うためには、まず別れた状況を整理することが大切です。
恋愛に限らずなにごともそうですが、後悔というものに対する一番の特効薬は後悔した状況を見つめ直して正しく理解すること。
takumi
別れの後悔も同じで、どうして別れてしまってそれに対して自分はなんで後悔しているのかを自分のなかで言語化することが重要なプロセスになります。
それをするだけでも気持ちがいっきに整理されて、後悔が解消されることも少なくないはずですよ。
男性のお客様
takumi
自分から別れたくて別れた場合
自分から恋人に別れを切り出した・・・つまり振った場合。
この場合は別れの選択権が自分に合ったわけですから、一見すると後悔する余地はないように思います。
けれど人間はそう簡単には出来ていません。
相手が浮気していたとか、暴力をふるってきたとか、自分に対してぞんざいだったとか、そういう明らかに相手に非のある状況ならばまだしも。
自分から別れを切り出していて、別れた後に「やっぱり別れたのって間違いだった?」と自問自答して後悔するケースは決して少なくないのです。
takumi
では自分で決断した別れに対して未練や執着に近い後悔を持ってしまうのはどうしてなのでしょうか?
- 一時の感情に振り回されてよく考えずにふってしまったから
- 悩んで出した結論だったが、別れたから考えると改善の余地があったのではないかと思えたから
takumi
1番は特に女性に多いように思いますが、瞬間的に感情的になって「もういや!」となってしまうパターン。
もちろん日ごろから憤りや不満を持っているからこそ爆発してしまうのでしょうが、感情的に下した決断は冷静な状態で考えると必ず後悔を大きくします。
やっかいなのは2番のパターンで、この場合はおそらくこれ以上どうしようもないくらいに冷静に悩んで出した結論のはず。
しかし、おそらくあなたは別れた後の今の自分の状況に心から満足できていないのではないでしょうか?
だから「もしも」の話で、あの時別れを決意していなければまた別の幸せな道があったのでは・・・と後悔してしまう。
takumi
いずれにしろ自分からふって後悔を感じるのは、別れた後の自分の在り方にどこか不満があるからなのではないでしょうか?
相手から別れたいと言われて別れた場合
相手から別れを切り出された場合は後悔も大きくなりやすいでしょう。
「フラれないようにもっとできることがあったんじゃないか・・・」
なにかしらの非が自分になければ別れ話になることもないのですから、相手のことがまだ好きなら後悔しない方が不自然です。
男性のお客様
人によってはなんとか復縁できないものか考える人もいることでしょう。
しかし、フラれて後悔している場合はなんでフラれてしまったのかをきちんと整理しておかないと次のステップへ進むことはできません。
前の恋人とやり直すにしても、新しい恋を探すにしても、結局いまの自分を受け入れることができなければ同じ後悔を繰り返すだけなんですから。
takumi
別れて後悔している期間を無駄にしていませんか?

別れて後悔ばかりしている人にありがちなのが、その時間を無駄に使ってしまうことです。
心の傷を癒したり、後悔の原因と向き合っているのであれば無駄にはなりません。
一番ダメなのは付き合っていた時の思い出にひたったり、元カノや元カレのSNSと繋がって相手の動向を未練がましくチェックしたりすること。
takumi
どれたけ深く後悔したとしても、どんな形であれいつかは前を向いて歩きださなければならないことは誰もが分かっている事実。
この期間をいかに後悔と向き合い消化できるかで次の恋愛でも同じ後悔をすることになるかどうかが決まるといっても過言ではありません。
takumi
別れて後悔する期間は可能性の塊だった!

別れに対して自分がどのような状況にあってどのように後悔しているかが見えてきたでしょうか?
人によっては改めて状況を整理することで気持ちが楽になった人もいるかもしれません。
女性のお客様
takumi
ここで考えてみて欲しいのは、そもそも未練ってそんなにいけないものなのか?ということ。
例えば恋愛相談に対するスタンスとして「復縁はアリ派」と「復縁はナシ派」って結構ハッキリ分かれていると思うんです。
女性のお客様
でも筆者は復縁してうまくいって結婚までして幸せになった人も知っているし、いつまでもくよくよ悩むことで新しいチャンスを見逃した人も知っています。
その逆にもう少し復縁のチャンスを待ってたら、じつはうまく復縁できたんじゃない?っていうパターンもあったりするんです。
男性のお客様
別れについて後悔した時、復縁を望もうが新しい出会いを望もうが、それは本人の自由。
どちらが正解でどちらが不正解なんてことはありません。
どちらにせよあなたが満足した答えを進んでいかないと、結局あとでまた後悔することになるんですから。
takumi
ちゃんと考えて別れを自分で決断したのであれば、多少の後悔があってもそれは振り払うべきかもしれません。
なぜなら、その選択をした時のあなたが一番正しい選択をした(そして別れを選んだ)と自分自身を信じることしかできないから。
でも、たとえば感情的に別れを選んでしまっていたり、相手の方から別れを切り出されたとき。
この場合はまだ考えたり、チャレンジする余地があるかもしれない。
そんな「余地があるかもしれない」と思っていることこそが後悔に繋がっているケースもあると思うのです。
takumi
女性のお客様
別れの後悔とうまく付き合うということ
恋人と別れたことに対して後悔を持つことは決しておかしなことではありません。
takumi
後悔してる人に「後ろを向くな」と助言することは簡単です。
でも後悔には「改善の余地があったから後悔している」場合と「どうしようもなかったのに後悔している」場合があります。
もしどうしようもなかったことに悩んでいるのなら、それはたしかに時間の無駄です。
takumi
けれど心のどこかに「ああすればよかったはず、こうすればよかったはず」という形で後悔が残っているなら、それはしっかりと自分のなかで消化すべきです。
後悔と向き合うことは別れた寂しさや辛さもあわせてほぐすことにつながりますよ。
takumi
誰にでもある別れに対する後悔。
それはあなたが本気で誰かを好きであった証拠でもあります。
そして、素晴らしい体験の証でもあり今後もずっとあなたの糧として残っていくものです。
どうか一通りの後悔を終えた先で、少しでもあなたがより幸せになれる道を掴みとれることを祈ってやみません。