こんにちは。バーテンダーのtakumiです。
バーという場所はあなたもご存じのように基本的にお酒を飲む場所です。
しかし意外にもお酒を飲めない人がバーにきてノンアルコールドリンクを飲んで帰るという事はさほど珍しいことではありません。
takumi
ですからバーテンダーという職業は世間で思われている以上にお酒が飲めない人に対する接客についても考えているものなのです。
さて、このような中で筆者は デートにおいてお酒を飲む人と飲まない人がいる場合、お互いが楽しむためにどうふるまうべきなのかについて考えてきました。
- 自分はお酒を飲むけど相手がお酒を飲まない(飲めない)
- 自分はお酒を飲めない(飲まない)けど相手は飲む
- 2人ともお酒を飲まない(飲めない)
このような前提の中でどのようにデートプランを組むべきか。
また本当はお酒を飲めるけど「今回は飲まない」と言われるのはどのような心理なのか。
takumi
いちバーテンダーなりの考え方を参考に、お酒のないデートについて少し考えてみませんか?
デートでお酒を飲むか飲まないかという選択

デートにおいてお酒を飲むか飲まないかという問題。
これはどちらかがお酒が苦手というパターンと、飲めるけれど今回のデートでは飲みたくないというパータンの2つが考えられます。
前者の場合は今後その方とお付き合いしていくなかでずっと付きまとっていく問題なので早い段階で方向性を決めた方がいいでしょう。
takumi
後者の場合はいずれはお酒を楽しむデートもあり得るかもしれない。
けれど、まだお酒を飲んで話すには早い(警戒されている)ということか単純に体調やその前後のスケジュールの問題だと考えられます。
女性のお客様
特に女性はまだ信頼していない男性と会う時には警戒します。
お酒を入れるとお互いフラットな精神状態ではなくなるので、まずはじめはアルコール抜きでお話しして人となりをみたいというのはわかりますよね。
女性のお客様
takumi
このようにデートでお酒を飲むか飲まないかということについてはお互いの信頼関係や身体的な状態を考慮する必要があります。
お酒を日常的に飲む人、誰かと飲みに行くのが当たり前になっている人にとってはこうした考えが起こること自体が不思議に思えてしまうかもしれません。
takumi
男性のお客様
takumi
いっぽうがお酒を飲むことになっても、飲みすぎ、ハメの外しすぎがないように気を付けましょう。
飲んだ人と飲まない人とではテンションの差が生まれやすくなりますから、きちんとフォローできる自信がないのであれば飲まない選択も必要になるかもしれませんね。
お酒を飲まないデートはどのようにプランニングする?

お酒を飲める人とお酒を飲めない(飲みたくない)人とのデートプランに悩むというのはじつはよくある相談のひとつです。
たとえば先日は以下のような質問をいただきました。
本当はレストランなどで食事た後にバーなどでおいしいお酒を楽しみたいのですが、それも難しくて・・・。
普段お酒を楽しむことが多いので逆にプランが思いつかずに悩んでいます。
意外にも女性がお酒好きで男性が飲めないというカップルも多いんですよね。
もちろんこの逆で悩んでいる方も多いと思います。
結論としては、もしお相手の方が単純にお酒を飲めない体質なのであればお酒を感じさせる場所は極力さけたほうが無難です。
takumi
それはそうですよね。
お酒を飲むとすぐに具合が悪くなって気持ちよく酔うという感覚がわからない。当然味もおいしく感じず下手したら毒のように感じてしまう。
みんなが飲んだノリでワイワイ楽しそうにしているのを見るのに疲れてしだいにお酒の席に近寄らなくなる。
takumi
ですからお酒がなくても楽しめるような飲食店を探して行くのがまず大切になると思います。
あとはお酒を2人で楽しめないことを前提に、デートなら昼間の方に重点を置くというのもアリでしょう。
takumi
お相手によっては自分は飲まないけれどお酒の席は好きという人も多いです。
恋人同士ならお相手の方には遠慮せずお酒を楽しんでもらった方がうれしいという方もいます。
takumi
場合によってはお酒を飲めるけれどまだお酒を入れたデートはしたくない、と考えていることもあるかもしれません。
このような場合はお酒=NGというわけではなく「まだ信頼関係のない人と夜に会ってお酒を飲んで何かあったらどうしよう・・・」という不安があるわけです。
ですから相手のことを尊重するのであれば相手が夜に会ってもいいと思ってくれるまではカフェなど昼間のデートを楽しんだ方が無難でしょう。
takumi
酒好き同士のデートならばともかく、そうでない場合はお酒抜きでも楽しめるかどうかまで見定められていると考えておいたほうがいいかもしれませんよね。
片方がお酒を飲まない異性の心理

相手はお酒が飲めない。
でも自分がお酒好きなことは相手も知っているからデート中に「遠慮しないで飲んで」と言われたときも少し戸惑ってしまうかもしれません。
男性のお客様
女性のお客様
takumi
お酒を片方だけが飲む場合は当然飲んでいる人のほうがお会計としては高くなるので、支払いをどのように考えるのか。
また、口では「飲んでいいよ」と言っているけれど、じっさい本心はどうなのか。
takumi
お店でお客様を観察したり、話を聞いていても「できれば飲んで欲しくなさそうだなという人」もいれば、「自分はノンアルコールでも全然楽しめる人」もいらっしゃいます。
お会計についても内心で「お酒飲んでるのはそっちだから少しは多めに払ってほしい」と考えている人も一定数はいらっしゃるんですよね。
takumi
ですから、まだ恋人同士というわけでもない状態であれば探り探りお互いの中間点を探ってやっていくのが理想。
たとえば、飲む側はいつもみたいにたくさん飲まず2~3杯でやめておく。
飲まない側は本当は自分といるとき飲んで欲しくなくても2~3杯は目をつむる。
代金もどちらかがおごる前提ならそのまま払ってしまった方がいいし、割り勘にするなら飲んだ方がちょっとだけ多く払ってその場を収める。
そうして関係が進展していくうちに本当はどう考えているのか、どこかのタイミングで2人のお酒に対するスタンスをはっきりさせておくのがいいと思います。
女性のお客様
takumi
お酒を飲めない人と飲める人とのデートのまとめ
お酒に対する考え方は千差万別。
takumi
ですからお酒が飲めない人とのデートに対してひとつの正解はありません。
大切なのはお相手の方がどこまでを許容してどこからに嫌悪感を抱くのかを知ること。
takumi
そのあたりを2人で話しながらお互いが楽しめるデートをプランニングしていくのが目指すところなのです。
とはいえ、お付き合いの段階に至るまでにここを話し合うのは難しいと思います。
そんな時はまず飲めない側を気遣ってお酒なしで楽しめる場所でデートを楽しみましょう。
takumi
飲まない側がつまらないと感じてしまうのだけは避けるデートを心がけていきましょう!
takumi
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