こんにちは。バーテンダーのtakumiです。
男性の方で女性と会話するのが苦手、女性とお付き合いするとよく怒らせてしまう・・・という方も多いのではないでしょうか?
男性と比べて女性は日ごろの何気ない会話をコミュニケーションのなかでも特に大切にする傾向がある思います。
takumi
男性のお客様
特に会話における共感力が低い男子は女性とのコミュニケーションですれ違いが起きやすく、長期的な関係を続けることができません。
本記事ではバーテンダーの筆者が長年の実務経験を経て感じるコミュニケーションにおける共感の重要性についてまとめていきたいと思います。
女性は共感してくれる人に好意をしめす

女性との会話で重要なのはまず第一に共感です。
共感することで「私のことをしっかり理解しようとしてくれている」という感情が好意につながりやすくなります。
- 大変だったね
- つらかったね
- 悲しかったね
- 楽しかったね
- おしろかったね
- おいしかったね
あなたはこのような共感フレーズを女性との会話でどの程度使っているでしょうか?
特に関係が深くなった女性に対しては自分の意見を優先するあまり、相手の言葉に対してすぐに反論したり自分の主張をぶつけていませんか?
男性のお客様
たしかにこれが仕事におけるコミュニケーションだったら、自分の意見を示すことは重要です。時にはアドバイスして相手を導くことも大切でしょう。
しかし、あくまでプライベートの男女の関係において、女性は男性に「私をよりすばらしい人間へと成長させてもらおう」などとは基本的に考えていません。
takumi
それよりも一緒にいて心落ち着ける関係を目指しているはずなのです。
それに対して男性は女性の話に対して反論したりアドバイスしたりすることを優先してしまいます。
女性にとって重要なのは話の結論よりも過程にあったりするのですが、そうしたまどろっこしい過程をすっとばして結論を聞こうとしたり、結論しか聞いていなかったりします。
takumi
もちろんただむやみに共感するだけではダメです。
場合によっては共感した後にフォローしたり、アドバイスが必要な時もあるかもしれません。
しかしまずは一度共感して「あなたの味方である」「あなたのことを理解しようとしている」ことを示してあげることが大切なのではないでしょうか?
takumi
男性のお客様
大切に思うからこそ厳しく接することもあるし、距離をとることもある
— takumi@バーテンダー (@counterserenade) May 27, 2020
でも相手に寄り添って共感してあげる前提がないと、相手からしたら「なんで恋人(家族)なのに私の味方じゃないんだ!」となる
合理的に話を聞いてしまう人はまずいったん共感するというプロセスを取り入れるようにしましょう
女性との会話で必要な共感の仕方

わざとらしい共感は必ずしもいい結果を生みません。
特に共感ベタな男性が「はいはい。共感してやればいいんでしょ。」みたいに見え透いた共感をしてしまっては逆効果。
女性のお客様
一番いいのは心から相手の話に共感してあげることですが、これが男性的にはなかなか難しいことも多いでしょう。
takumi
心から共感することに自信のない男性は少し小手先の技術を身に着けておいても損はありません。
筆者はバーテンダーとして多くのお客様を接客しますが、基本的にはいかにお客様に共感できるかが勝負です。
takumi
まだあまり仲良くない方を相手に共感をするための会話術が、相手の発した言葉について共感し、興味を持って質問を返していくというものです。
女性のお客様
takumi
女性のお客様
相手の会話に出てきたキーワード、今回はカレーをピックアップして質問を返します。
ここで重要なのは「相手がカレー好き」という事実にいったん共感してあげること。
カレーを嫌いな人はいないと思いますが、これが例えばパクチーだったとして、あなたがパクチーが嫌いでも・・・。
「僕は苦手だけど好きな人も多いですよね。どこかおすすめのタイ料理屋さんとかあるんですか?」
みたいに相手の考えや趣味趣向に一度寄り添ってあげることが大切ですね。
寄り添ったあとは関連する質問をどんどん投げかけて相手にそのことについて語ってもらいましょう。
趣味の話だけでなく、つらかった話や悲しかった話でも一緒です。
彼女
彼氏
彼女
彼氏
このように相手の状況に共感しながら会話をして、相手が話したいこと、心のなかでモヤモヤしていることを話せるように質問してあげるのがポイント。
くれぐれも「体調管理も社会人にとって大切だからな」とか「締め切りは守らなきゃね」なんて当たり前のことを言わないように。
takumi
共感してくれない男性や彼氏はフラれやすい

そもそも男女の脳の構造が異なるという事実はいまや多くの人にとって常識になりつつあるかもしれません。
共感に関しては、男性は問題の解決を最優先にする傾向にあるためその過程の一部にすぎない気持ちの部分をすっ飛ばしてしまうといわれています。
つらいならどうやってそのつらさから抜け出すか、悲しいならどうやったら次に悲しまずに済むか。
そんなことを考えるがゆえに共感する前にアドバイスをはじめたりしてしまうのです。
takumi
共感力の低い男性は意中の女性と親しくなる過程で「この人は女心がわかっていない」と判断されてしまうかもしれません。
仮にお付き合いまで発展できても、関係が深くなるとボロがでて共感をないがしろにし、共感してくれない=話を聞いてくれない彼氏という不満が募っていきます。
takumi


男性だってじつは共感を求めてる

ここでひとつアンチテーゼを紹介しましょう。
以前とあるスナックのママさんが「発言をヨイショして共感してやればたくさんお金を使ってくれる」という接客術をカウンターで話されていたことがありました。
この接客術はおそらくスナックに限らずキャバクラのホステスさんなども使っているものでしょう。
takumi
そう、男性もじつは共感を求めているのです。
ただ不思議な事に男性はあまりこうした共感を家族などの親しい人に求めることが少ないように思います。
takumi
共感された時の心地よさは男性でも理解できるもののハズなのです。
ただコミュニケーションにおいて共感を求める割合やウエイトが女性の方が大きい傾向にあるということでしょうか。
こうしたアンチテーゼを通して今一度、コミュニケーションにおける共感の重要性について考えてみてはいかがでしょう?
女性との会話は共感が9割
男性のみなさんは少しおおげさに、女性との会話は9割が共感だと思いましょう。
女性からすればそこまで単純じゃないと思うかもしれませんが、共感が念頭にない男性はそれくらいの意識で女性と会話しないと共感を生み出せません。
どうしても自然に共感するのが難しいのであれば、内心興味はなくても相手の発言に対して質問を繰り返すフォローアップクエスチョンで共感している感覚を相手に与えましょう。
いちいち共感してあげないといけないなんて面倒くさいと思っている男性諸君。
気持ちはわからなくもないですが、考え方の異なる男女が理解を深めるには相手に寄り添うことしかありません。
takumi
好意を持ってもらうにも、お付き合いを安定させるためにも共感は必要なスキルです。
ぜひ相手の話や気持ちに共感するということを大切にしてみてください。
あわせて読みたい記事はコチラ


