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同性婚のメリットとデメリットについてバーテンダーが真剣に考える

こんにちは。バーテンダーのtakumiです。

バーテンダーをしているとお客様として本当にいろいろな方とお話させて頂く機会が多いです。

たとえば芸能人、政治家、医者、研究者、企業の偉い方、アーティスト、学生、フリーター・・・これは職種的な観点での多様性です。

それとは別に思想的な観点で見ても、LGBT、左派、右派、各種宗教、フェミニストなどなど、いろいろな考え方の人がいらっしゃいます。

なかでもLGBTの方たちとお話させて頂いていると、いままで自分がどれだけ彼らのことに対して無知だったのか思い知らされることが多いのです。

もちろんほかの思想についても筆者は特段詳しいわけではないのですが、LGBTの方の悩みや想いはそれだけ LGBTでない方にも共感できるというか、親しみのあるもだと感じたのです。

takumi

そこで本記事ではいっかいの学のないバーテンダーがそうした経験を通じて感じた同性婚に関するメリット、デメリットをまとめていきます。
注意
この手の話題は非常にセンセーティブで学のない、当事者ではないものが触れてはいけないかのような雰囲気があります。
しかしあえてバーテンダーという立場でゲストとしてLGBTの方と接して出た所感として書くことで、少しでも多くの方にこうしたことが身近なものであると感じていただければさいわいです。

同性婚とは


男性と男性、女性と女性が結婚すること。同性間結婚もしくは同性婚ともいう。

wikipedia「同性結婚」

日本では100人に1人から13人に1人がLGBTであるといわれています。

LGBT
レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字をとってつけられた性的マイノリティの総称

確立にバラつきはあるものの、これは決して低くはない数字で小学校の1学年に数人から場合によっては10人以上いてもおかしくないということになります。

しかし多くの人は世の中にそんなに性的マイノリティの人がいると認識していないのではないでしょうか?


ゲイ専用のマッチングアプリ「Bridge」。会員数は5万人を超えており、ゲイの方のパートナー探しの心強い味方として利用者は増え続けている。


筆者は月に何百人ものお客様と相対しており、お話しさせて頂くなかで恋バナになることも少なくありません。

そうして無作為にいろいろな人と話していても確率的にもっと低いように感じてしまう。

それこそが性的マイノリティの方々が自分たちの性的な指向や性自認について口にしたくないと感じている証拠のひとつになっているのではないでしょうか?

takumi

とあるLGBTのお客様はそのことを打ち明けることにデメリットはあってもメリットがないから異性愛者のようにふるまう人も多い、とおっしゃっていました。

こうした社会的なLGBTへの認識のなか、日本では同性婚についての風当たりも決していいものとはいえません。

世界的にみれば同性婚を認める国が増えているなかで、日本では今現在同性婚は法的に認められていないのです。

takumi

先進国が軒並み同性婚を認めていく中で、日本は憲法が障害となって同性婚の話をなかなか前に進めることができないんですよね。

いっぽうで電通が行ったアンケートによれば78.4%が同性婚の合法化に「賛成」あるいは「どちらかというと賛成」と回答しており、まだまだ認識が弱いとはいえ同性婚を理解する風潮は生まれつつあるのもまた事実のようです。

同性婚のメリット・デメリット


では同性婚のメリットやデメリットはどのように考えられるのでしょうか。

同性婚のメリット

恋人同士が結ばれ家族になることそれ自体は精神上のつながりであっても実現することはできます。

しかし現実のさまざまな家族向けの制度の恩恵を受けるには、自分たちがそう認めるだけでなく法的に家族であることが認められなければなりません。

では具体的に法的に家族として認められ戸籍上の繋がりができることでどのようなメリットが生まれるのでしょうか。

  • 遺産相続
  • 配偶者控除
  • 養子制度
  • 別離の際の遺産分与や慰謝料請求
  • 危篤時の面会
  • 配偶者ビザ

このように法の下で婚姻関係を築くことのできない同性カップルは、いくら生涯を共に過ごそうと誓っても、これら異性間夫婦には当たり前の権利を受けることができません。

逆に言えば同性婚を認めることはこれらの権利を受けることができるようになることでもあるので、同性カップルにとっては確実にメリットになるといえるのです。

同性婚のデメリット

では同性婚にデメリットはあるのでしょうか?

同性婚についての議論を見てみると、そこで挙げられるデメリットは主に以下のようなものが多い印象です。

少子化が進む

同性婚では基本的に妊娠の可能性がないので少子化が進むという意見もあります。

ただ体外受精の技術が発達した現代ならレズビアンカップルであれば子供をもうけることは可能ですし、ゲイカップルでも代理出産という選択肢があります。

そもそも同性愛者である以上は同性婚が認められる認められないに関わらず妊娠・出産に直接かかわることは難しいという事実に変わりはありません。

takumi

無理やり異性間で付き合わせるならともかく、好きでもない相手と結びつけるのはそれこそ非人道的なことですよね。

結局この反論は旧来の価値観に縛られた発想からでてくるものなのでしょうね。

子供に悪影響が出る

同性婚をしたとして養子や体外受精で生まれてきた子供が同性の両親を持っていることで健全な成長ができないのではないかという考えもあります。

takumi

たしかに言いたいことはわかります。

現状の社会で同性の両親を持った子供が果たして学校や近所のコミュニティでなんの違和感もなく過ごしていけるのか。

正直難しいかもしれません。

これはもう仕方のないことで、社会が変わりはじめるときは必ずそうした軋轢が生まれてしまうのです。

takumi

たとえば女性が社会進出しはじめたばかりのころは会社で女性は今以上に肩身が狭かったはずですが、それだから女性は仕事をすべきでないという考えはおかしいといまは誰もが理解していますよね。

だからといって子供たちに辛い想いをさせていいたというわけではなく、子供たちが辛い思いをしなくていいように全力でバックアップするのが現代を生きる大人としての責任なんですよね。

婚姻制度が悪用される

同性婚の制度を悪用して日本に住みたい外国籍の人が国籍をとるためだけに同性の日本人と結婚したり、遺産の相続権を得るためだけに同性と形だけ結婚するかもしれないという意見もあります。

ようは偽装結婚のことを言っているのだと思いますが、これは異性間であっても全く同様のリスクがあるのでデメリットとしては数えるのは難しいでしょう。

takumi

今回挙げた中では一番こじつけの理由ですね。

波風が立つ

同性婚を積極的に肯定しない人のなかにはじつは同性愛者自身にも少なくないそうです。

彼ら(彼女ら)は自分たちにネガティブな言論が突き付けられることを好まないので、とにかく事を荒立てたくないと考えています。

同性婚の制度化をはじめとした性的マイノリティに対する活動を活発に行うと必ず反対意見が出てきます。

その制度化自体を反対するだけならともかく、中には性的マイノリティの人たちやその人格を攻撃しようとしていくる人も出てくる危険性があるんですよね。

takumi

そうしたリスクを考えるとおとなしくしていたいという気持ちもわからなくはないですよね。

パートナーシップ制度について


最後に少しパートナーシップ制度についてもまとめておきましょう。

パートナーシップ制度
同性カップルを「婚姻に相当する関係」と認めてお互いをパートナーとして考えるとする制度のこと

2015年で渋谷区と世田谷区で始まった制度で、2019年には茨城県が県としてはじめて取り入れたことでも注目されました。

条例か要綱によって定められており、自治体によっても細かい部分は異なりますしそもそも取り入れている自治体自体はまだわずかです。

しかし今までは存在として認められてこなかった同性カップルに対してはじめてパートナーの概念が生まれたという意味では非常に大きな意味合いを持っているとして注目されています。

いっぽうでパートナーシップ制度はあくまで法の下で定められる関係性ではないため、さきほど<a href=”#i-3″>同性婚のメリット</a>で挙げているような結婚していないと受けられない権利は基本的に受けることはできません。

つまりこの制度は形だけ同性カップルを認めているだけで、じっさいのところは婚姻関係とは大きくへだたりのある状態になっているんですよね。

もちろんパートナーシップ制度を導入したこと自体に大きな意味があります。

たとえ一部とはいえ自治体という大きな公的組織が同性カップルを定義し認めている以上、社会的に見て同性カップルを無視することはできなくなります。

takumi

これを足掛かりにして少しずつ改革が進めば、同性カップルがより生きやすい社会が少しずつできていくはずです。

パートナーシップ制度は決して同性婚の代わりになる制度ではありませんが、それでも同性婚を実現する大きな一歩になっていることは間違いないでしょう。

まとめ

同性婚の実現はまだまだ遠い道のりになりそうですが、今後多様な社会や人のあり方を認めていくうえで避けては通れない問題のひとつでもあります。

ほとんどの人にとって、自分には関係のない問題としてとらえてしまうかもしれません。

しかし、こうしたマイノリティの声を救い上げて可能な限りで希望を実現していく動きが今後いろいろなところでおこってくるのではないでしょうか。

この先の人生で自分の大切な人や自分自身がどのようにしてこうした問題の当事者になっていくかはわかりません。

具体的になにができるわけでなくとも、ちょっとした機会にそのことについて考えておくことは大切なことなのではないでしょうか。


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2 COMMENTS

キティ

私も身の回りでLGBTの人と関わる機会があって話を聞いているうちに同性婚をはじめマイノリティに優しくない社会に疑問を持つようになりました。

こうやって少しずつ考えを持つ人が増えれば社会も少しずつ変わっていくかもしれないですね!

返信する
takumi

>キティさん
全くおっしゃる通りだと思います。
少しずつでも変えていかないと未来永劫変わることはないですからね。
本人たちには痛みが伴う場面もあるかもしれませんが、せめて僕らも考えることだけでもしていかないとですね。

返信する

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