こんにちは。バーテンダーのtakumiです。
絶賛婚活中!という方は男性にも女性にも多いかと思います。
一生ものになるはずの結婚・・・失敗は許されない・・・。
そんな思いからなかなか理想の結婚相手に巡り合えず婚活疲れをおこしている人も少なくないかもしれません。
そんな時に周りから言われる「高望みしすぎ」「もっと妥協したほうがいいよ」というアドバイス。
「そんなことはわかってる!」と聞き流してしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では結婚相手は妥協すべきなのか、どういった点を重視すれば幸せな結婚を手に入れられるのかについて考えます。
takumi
目次
婚活に妥協は必要ない

まず結婚は妥協しなければならないという考えを捨てましょう。
特にはじめて結婚する人にとっては結婚というイベントは一生に一度のとてもとても大切なものです。
takumi
軽々しく妥協という言葉を使うのは間違っていると筆者は思います。
プライベートやお客様で結婚してある程度時間が経っておられて今も仲のいいご夫妻に話をうかがっても、「妥協した」という感覚を持っている人はあまりいません。
それはそうですよ。
あなたは妥協して手に入れたものを一生涯大切にできますか?
しかも相手は人間。
どれだけ理想通りでも必ず気に入らないと思うところがあるはず。
それなのに妥協して選んだ結婚相手と結婚生活は、ほぼ確実にどこかで後悔を生むだろうと筆者は思いました。
takumi
時間が勝負の婚活においては結婚を決める瞬間だけでなく、結婚を前提にしてお付き合いするかどうかを決める時点ですでに条件の探り合いが始まっています。
結婚後に後悔しないためにも、婚活における決め手を自分のなかで定めておくことが大切になるでしょう。
参考 婚活で付き合う決め手って何?結婚後に後悔しない5つの決め手オトナ女子の婚活辞典理想を追いかけても婚活は終わらない

しかしいっぽうで悲しい現実も存在します。
それは理想だけを追い求めていても婚活が終わることはないということです。
ためしにまずあなたの理想の結婚相手を書き出してみましょう。
- バーテンダーでも問題ないといってくれる
- 年収はこだわりないけど自分が自営業なので働き続けられる人
- 物欲のあまり高くない人
- 休みは少ないので旅行とかに興味がない人
- 付き合いでほかのお店に顔を出すことも多いので許してくれる人
- 美人でスレンダーな人
たとえば筆者がこんなような理想を掲げたとして「そんな人いるわけない!」と思う人が大半だと思います。
takumi
しかし、結婚相手を妥協しようか悩んでいるすべての人が、少なからず「そんな人いないんじゃない?」という理想を書き出すのではないでしょうか?
究極をいったら女性は白馬に乗った王子様に現れて欲しいし、男性はモデルのような美女に尽くしてほしいという願望がどこかにあると思います。
takumi
しかし理想は理想です。
理想とは考えうる最も完全なものであって、実現可能かどうかは別の問題です。
takumi
婚活において妥協は必要ないといいましたが、理想もまた捨てなければならないものなのです。

婚活において必要なのは妥協ではなく譲歩

お店で婚活の話をしているとき、とあるお客様が次のようにおっしゃったことがありました。
この会話は当時その場にいた既婚者・未婚者の方それぞれに響くところがあったようでした。
妥協という言葉は現在の日本では比較的ネガティブな意味合いで捉えられています。
結婚相手を妥協したとして、果たして「私は妥協してこの人を選びました」と周りに言えるでしょうか?
もし言えないのであれば、あなたはこれからずっと「妥協して結婚した」という想いを自分のこころのなかに閉じ込めたまま生活していくことになります。
takumi
しかし譲歩というスタンスであれば話は別です。
人間生きていれば誰しもなにかを譲り合って生きています。それは結婚生活においても同様です。
「私はここを譲るから、あなたはここを譲って」
お互いに結婚前に譲歩する部分を明確にして理解しあうことで、妥協して選んだという後ろめたさや誤魔化した感もありません。
お互いが譲り合ったわけですから、お互いの立場も平等のままです。
takumi
婚活で譲歩すべきもの

婚活で相手に譲歩するものがなんだったのか、筆者が身近な人に聞いた限りでは以下のようなことが挙げられました。
年収
相手の収入は男女ともに気になるところでしょう。
特に出産や育休の負担が大きくなる女性としては男性が経済的に安定していることは必要な条件とも言えます。
とはいえこのご時世に、いまこの瞬間の収入にどれだけの意味があるのでしょうか。
takumi
住む場所、想定する生活によって必要な経費は全く異なります。
多ければ多いにこしたことはありませんが、年収のボーダーラインを定めてしまうと相手の選択肢は必然的に狭まります。
相手の将来的な伸びしろや自分自身の収入も考慮して、ある程度は譲歩することを考えたいポイントのひとつです。

容姿
いちばん譲歩しやすいポイントかもしれません。
生理的に受け付けない・・・とまでなってしまうと難しいかもしれませんが、見た目の好みを追及してしまうと収入以上に選択肢が狭まります。
takumi
好みの見た目でなくても、価値観やスペックで認められる部分が多いのであればしだいに気にならなくなっていくという意見も多いです。
年齢
世の中には年の差婚をしている人は全然少なくありません。
takumi
年頃の男女に聞くと自分の年齢に対して5歳差くらいまでがいいと望む方が多いと思うのですが、案外そんなに神経質になる部分ではないと思います。
takumi
価値観
価値観は結婚においてゆずってはいけない部分だといわれていますが、果たして本当にそうでしょうか?
そもそも自分と同じ価値観を持つ人間なんてこの世にほとんどいません。
ある部分では同じでも、ある部分では異なる。
それが当たり前のことだと思います。
大切なのは価値観が完全に一致することではないんです。
一致させるべきだといえるのは絶対に許せないことの価値観。
楽しい価値観は最悪1人で楽しむこともできますが、許せないポイントは相手の信頼を失うことになりかねません。
takumi

妥協してはダメなものとは?

婚活では妥協はNGという考えを話してきましたが、ひとつだけ妥協してはいけないポイントがあると思います。
それは 結婚相手に譲歩することが相手と同じくらいの量であるということ。
婚活する女性客
お互いに譲歩するものがあるのは当然のことですが、どちらかいっぽうが譲歩しすぎる関係は結果的に妥協に繋がってしまうのです。
仲のいい夫婦をたくさん見てきて思うのは、結婚生活を充実させるのはおたがいの思いやりであるということ。
この思いやりはお互いがお互いを尊重しあう平等な関係においてしか成立しません。
takumi
婚活中の人は必見!結婚相手を妥協は必要かのまとめ
本記事では婚活に妥協は必要かというテーマでお話してきました。
じっさいに結婚後も仲良くやられているご夫婦や結婚間もないご夫婦など、バーテンダーをしているとさまざまな結婚の形と接する機会があります。
そのような方たちとお話させて頂く過程で、結婚において一番大切なのはお互いが精神的に平等であることなのではないかと感じるようになりました。
takumi
そのためには妥協するという意識で相手を選ぶことは避けなくてはなりません。
理想通りの相手でなくても、お互いのことをなるべく理解し、気に入らないところは譲歩する形で折り合いをつける必要があると思うのです。
婚活をする男性
「妥協する必要はない、必要に応じて譲歩すればいいんだ」と思うだけでも少しだけ気持ちが軽くなりませんか?
婚活する女性客
ぜひ気負わず、これから手を取り合って人生を歩んでいけるパートナーを探してみましょう。
takumi
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