こんにちは。バーテンダーのtakumiです。
デートで本格的なバーやレストランに行くときに服装に悩んだことのある人は多いのではないでしょうか?
takumi
飲食店とひとくちにいっても価格帯やお店の雰囲気でなんとなくグレードがありますよね。
もちろんここでいうグレードとは直接お店としてのクオリティを意味するものではありません。
しかし少しグレードの高いおしゃれな雰囲気のお店に行くとなるとある程度のおしゃれをする必要はあるでしょう。
そこで本記事ではバーテンダーである筆者の目線から、すこしだけおしゃれをしていくべきお店での服装について解説します。
目次
バーやレストランでは服装に気を遣うべき?
飲食店の服装に対する考え方はバーとかレストランとか関係なく次のどれかだと思ってください。
- まったく気にしなくていい
- ルールとして明確化していないが最低限の服装できて欲しい
- ドレスコードが決まっている
結論からいってほとんどの飲食店は2の考え方です。
takumi
飲食店も公共の場、もっといえば他人の家と同じです。
あまりにも汚い服装で訪れるのは常識が疑われても仕方のないことです。
ではここでいう「最低限の服装」とはどんな服装なのか?
ここは人によって考え方が異なるので難しいところですが、バーテンダーをしている身から言わせてもらうと答えは次の通り。
おしゃれの感性は人によって異なりますから、はじめてのデートにジャージでいけるのであればそれはそれでいいと思います。
takumi
この基本をおさえたうえで、ここから先はもう少し踏み込んでドレスコードについて考えてみましょう。
レストランやバーのドレスコード

いまやサラリーマンといえどスーツが当たり前とは言い切れなくなってきた時代。
服装に関してはどのようなシチュエーションにおいても自由度があがって「このような場ではこうしなければならない」という常識は薄れつつあるように思います。
そんななかで、ドレスコードを設けるような飲食店には堅苦しい印象を持つ人も増えているかもしれません。
takumi
ドレスコードとは?
おしゃれな飲食でたまに聞くドレスコード。
お店によって異なりますが、これは「入店するにあたってこのような服装をしてきてください」というルールのことです。
さすがにガチガチに固めたフォーマルな格好でないと入店できないお店はそう多くはありません。
しかしレストランやバー、ホテル系のおしゃれなお店ではTシャツ、半ズボン、サンダルあたりの服装を禁止しているお店は少なくないんですよ。
ドレスコードってなんのためにあるの?
服装に疎い男性
takumi
レストランやバー、ホテルといったドレスコードがあるようなお店はただ単に飲食する事だけを目的としているワケではありません。
その空間そのものの特別感、非日常の体験を商品のひとつとして提供しています。
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一組だけを完全予約制で接客できるならまだしも、何組かを同時に同じ店内でサービスしなければならない場合はその場にいるすべてのお客さんにも雰囲気の演出に協力してもらう必要がでてきます。
このようなお店はいわばスタッフとお客さんの両方が特別な空間を演出する舞台の出演者のような状態です。
大きな声で騒いだり、酔っぱらって暴れたりは論外。
服装に疎い男性
それに加えて服装ひとつとっても、あまりにラフな格好の人がいるとせっかくおしゃれをしている人が逆に浮いてしまう可能性も出てきてしまいます。
takumi
これは極端な例ですが、レストランやバーという場所はこういう非日常的な演出がいつ何時行われてもおかしくありません。
自分がお客さんで行くときもぜひそうした演出にいつでも参加できるような最低限の服装はしていくべきでしょう。
ドレスコードはホームページや電話で確認
服装に疎い男性
初めてのお店に行くときにドレスコードに迷ったらお店のホームページなどを確認してみましょう。
厳密なドレスコードのあるお店なら今の時代ホームページに記載があるほか、予約時に電話でその旨を伝えられるはずです。
takumi
しかし仮にドレスコードがなくても、飲食店へ行くというのは他人の家に行くのと意味合いは変わりません。
仲のいい友達というよりは 先輩や上司に招かられているくらいの気持ちで服装は選ぶべきでしょう。
takumi
レストランやバーのドレスコードにはどんな種類がある?

ドレスコードの種類についても確認しておきましょう。
ドレスコードは「フォーマル」「セミフォーマル」「インフォーマル」「カジュアルエレガンス」「スマートカジュアル」などにわけられます。
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日本ではほぼすべてのお店がインフォーマルくらいまでの服装で問題なく入店できます。
ただ「インフォーマル」「カジュアルエレガンス」「スマートカジュアル」あたりは明確な定義もありません。
結局のところお店の雰囲気にあわせてということになるわけです。
例を挙げれば女性であればキレイめなワンピーススタイル、男性であればジャケットスタイルや襟つきのシャツを着ていけば間違いはありません。
takumi
Tシャツ、半ズボン、サンダルのような軽装は禁止しているレストランやバーも多いです。
明示していなくてもラフ過ぎる格好でいくと店員さんや周りのお客さんに白い目で見られることもあるかもしれません。
takumi
仕事帰りにちょっと寄っていく・・・というようなシチュエーションならスーツやオフィスルックのまま伺ってもいいでしょう。
そのさいはあまりに気崩した状態にならないようにしたいもの。
takumi
出来れば会社にいるのと同じような恰好のほうがスマートでしょう。
せっかくレストランやバーに行くならおしゃれな服装で行こう

服装に疎い男性
その気持ち、よくわかります。
特に日頃からあまり服装を意識する必要のない人だとなおさらかもしれません。
takumi
ふだんそんなにピシっとした格好や小奇麗な服装をする必要のない人こそ、そんな場面だからこそ堂々と恥ずかしくなくおしゃれができるんじゃないでしょうか?
筆者は仕事以外であまりカッチリとした服装をする機会がないです。
でもせっかく素敵なお店に行くときくらいはドレスコードを明示していないお店であっても、普段この服装していたら浮くだろうなというくらいピシっと決めてお店へ伺うことも多いです。
takumi
この瞬間がまた快感でもあるんですよね。
日本は特にプライベートで服装を意識する場面が少ないと思うので、より特別感を得られるのではないでしょうか。
もしおしゃれなレストランやバーに行くときに服装に迷ったら、せっかくだから精一杯おしゃれをしてみましょう。
なかなか着る機会がなくて持て余している服があるなら活躍させてあげましょう。
服装に疎い男性
服装がキッチリしている人はお店の方から印象も良いですし、場慣れしている雰囲気がでるのでハッタリにもおすすめです。
よくはじめてのお客さんは服装を見て接客を決めるというような話がありますが、これは本当なんですよ。
takumi
テンションもあがりますし、きっとより一層素敵な時間が過ごせること間違いなしですね。
バーやレストランに行くときの服装のまとめ
レストランやバーなど、ちょっと特別なお店に行くときはぜひおしゃれを意識してみてください。
もちろん周りのお客さんに迷惑をかけなければ大抵の場合はカジュアルな格好でも構いません。
しかしドレスコードの有無に関係なくキレイな服装で出掛けることでお店に滞在している時間により価値をつけられるハズです。
要は心構えと楽しみ方の問題だと覚えておきましょう。
takumi
お店によって推奨すべき服装も違うでしょうから、もしも「このお店にはどんな服装でいくべき?」という疑問があったらお問い合せまでお気軽にごしつもんくTwitterのDMやお問い合せまでお気軽にご質問ください。
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